2019年5月アーカイブ
問い合わせや質問も多いのですが、数が増えるとショボい業者も増える図式は昔も今も変わらないのですが、車の構造も分からず知識もない素人のお店が、「うちでもリフトアップ出来るよ!!」って騙されて適当な事になっているパターンが多くて、オーナーさんは知らないから大丈夫だと信じてやってもらっているパターン。でも、何だか真っ直ぐ走らないし乗り心地も悪いし・・・ って疑問を抱き店に持って行くと「リフトアップしたらこんなもんだよ」って口で修理。これ、昔の四駆ブームの時も多くあったやつで、そんな事やってた店は儲けるだけ儲けてブームが移ったらそちらに変わるか無くなっているのが現状・・・ そんな時代を通り抜けて昔からやっている四駆屋さんは商売は下手だけどちゃんとした仕事をして来たから残っているんだと思う。 同じくその時代を通り抜けて来ているお客さんは、そんな素人のような店の人より詳しいから疑問を抱く店には行かないしね・・・
でも、初めて四駆に乗って宣伝をバンバンしているお店だったら信用しちゃうし、正しいか正しくないかもわからない訳だからね・・・ なので、そこで疑問に思ったりすると問い合わせがあるんだけど、ほとんどの場合がそんなパターンでやられている車が多いので、不具合や不安定での相談が多いですね。酷い車だと走行中に破損してレッカーで運び込まれるパターンや引き取りもあるのですが、うちらのような田舎に住んでると、ここ最近の四駆ブームなのかどうか知らないけど、うちも150プラドが増えてますね!!
うちの場合、2インチアップが一番多くて、その次は8インチアップなんです。
3インチは選択肢がなくて、2インチ以上上げたいのであれば6インチアップなんです。
この辺りのサスペンションは、ノーマルの1Gの状態からジャッキアップしてタイヤが宙に浮くまでの距離は10cm(4インチ)なんです。そのうちの8cm(巷で言う3インチ)も上げるのに硬いスプリング入れたらどうなるか!? 伸びのストロークが無いから「つま先立ち」して走る事になるんです。 ではスペーサー入れたらいいのか!? 良い訳がなくて、サスペンションの伸び側を規制しているのがショックの伸び切り!! だから長くしたら伸びていく方向には動くけれど、アッパーアームやロワアーム、そして一番細いステアリングのタイロッドエンドは全てが「逆関節」をガンガンかまされて走る事になるんです。だから壊れているんですよ!! 伸びも縮みもあって動くからサスペンションなのであって、それではサスペンションの役目も疎かになるし、走行安定性に影響するので危険でもあります。 なので、20インチも30インチも上げる店が言う2インチの意味を理解していただきたい。ちなみに8インチは、6インチアップのキットに2インチのコイルを入れるからなのですが、乗り心地も負担も2インチアップと同じと考えてもらえれば分かりやすいかな!?これらが8インチアップ仕様に37インチタイヤね。 みなさん遠方からご依頼ありがとうございます。
いつもの事で慣れっこになって来たんだけど、バタバタと忙しいんだよね・・・修理預かりのついでに車検も一緒に受けるパターンも連続して!!
この他にも、軽自動車から普通車に2インチアップから6インチアップ程度の車の車検もたくさんあったけど、バタバタテンパってて写真も撮ってなかったわ・・・
工場の方が頑張って仕上げてくれているので、出来上がり次第に検査に納車にと動き回っているんだけど、この時期なのに重なり過ぎてるような気がするくらいに入庫が多くて、修理や改造をお待たせしている方達も順次進めていますので・・・終わってからの、奈良は和歌山県境付近まで納車!! からの、今度は京都府境の奈良へ引き取りに行き奈良を縦断。そして、昨日の定休日は金沢へ納車に行ってまた一台積んで帰って来た!! うーん、効率よく動いているような気がするけど、毎日夜中に帰って来て朝から普通に仕事はきつくなってきたなぁ・・・ と言いながら休みも返上して頑張っております。
GW中も地味に工場にこもってゴソゴソと作業進めたり、普段出来ない作業してたりしてたのですが、みなさんの10連休中にも何だか運悪く壊れての入庫が多くて、GW前に納車して代車が帰って来て休みモードに突入かと思いきや、気が付けば代車もゼロ・・・何だか普通車や軽自動車も多く!?
重なる時は重なるもので、オルタネータのパンクが3台も!! 普段は無い修理なのに・・・ そしてこの時期でなければすぐに修理も完了するのに、10連休なんて不運な期間に壊れなくてもいいのに・・・ って感じでお預かり。ハイリフトな80はラムアシストからのオイル漏れで引き取り!! そしてうちの敷地はハイリフトミーティング状態になり、知らないうちにパンパンに入庫!! ほんのわずかの間だけ空いてた気がするけどなぁ・・・
部品が届き次第にサクサク納めて次の作業に入ります。