今年も「Smokin Wheels 」に行ってきました!!
毎年、今年こそはと思いつつ、仕事に追われて自分の車を作る暇もなくて・・・
と言う訳で、今年も仲間のチームのサポートをしに行った次第です。はい、DSバギーのチームです。
この軽量シャーシにLS1(5.7L V8)を積んでるバギーです!!
しかし、コンテナから出して練習走行後に一台オイル漏れが発生!! どうやらクランクのリヤシールっぽい!? と言う事で時間もあるので交換しようと言う事になり、ミッションを外す事に。まあ、アメリカのエンジンだし簡単に手に入るとの事だったので、しばらく到着を待つ事になったのだけど来ない・・・ 待ってても仕方ないので、翌日の朝から再開しようと言う事で帰る事に。余裕をかましての翌朝に、更に面倒な事態を告げられる事に・・・ シールがどうやら無いらしい!? あると言って、持って走っているとまで言ってたアレは何だった!?
考えても来ない物は来ないらしいので、前日に壊れてしまった他のバギーに同じエンジンが載っているらしく、そのエンジンから部品取りをしようと言う事に!! そのバギーはエンジンレイアウトが逆のパターンで、エンジンが後ろにあるタイプなのでエンジンを後ろに下げて隙間から取り外す作戦に。
何とか外れて、取り付ける方は漏れないように祈りつつ液体ガスケットも更に用心して塗り込み、万全の状態で組み付けて最後にミッションや補器類等を組み付けて、エンジン始動して確認!! とりあえず漏れてなさそうだったので一安心で、何とか予選にも間に合った!!
しかし、予選終了後に帰って来たマシンを見ると、また同じ所からダラダラと漏れている・・・ どうしようか!?
と言う事になり、みんなで考えられる所を探りつつもう一度ミッションを下ろそうと言う決断になり、エンジンオイルとミッションオイルを抜くと、エンジンオイルもメタルっぽい色している!! 漏れてるオイルも黒い気もするし、匂いはミッションオイルな気もする!? そして、辺りは暗くなり現場での作業は二年前やったエンジン脱着で懲りているので、今回は現地の大手の自動車ディーラーの工場を借りれるというラッキーな事に。そして、2台のバギーを並べてエンジンの移植作業が始まった!!エンジンを下ろして、補器類が違う為全ての物を移植する。何だか、隣では新型のJLラングラーの発表会をやっているみたいで、立食パーティーをやってた!! 横目で見ながら裏の工場では大勢の日本人ドライバーやメカニックが頑張っている次第・・・徹夜コースを覚悟で進めていたのですが、工具と部品で行き詰ってしまい先に進めない事態に・・・ 仕方ないので翌早朝に調達してからの再開する事に。翌朝、まだこの状態からのスタート、何とかエンジン本体まではフレームに搭載するところまでは出来たけど、ミッション取付や補器類の取付がまだ全然出来ていない状態。しかし、他のドライバーもメカも決勝の時間が迫っているので、アメリカ人スタッフとオーナーさんを残してレース会場に戻る事に・・・そして、決勝が始まった!!
スタートしてからはピットでバタバタとしていて、写真を撮る事をすっかりと忘れてた・・・
そして、スタートしてしばらくすると、エンジン載せ換えしていて遅れていたバギーが戻って来た!! もっと時間かかるかと思っていたけど、驚異的な早さで復帰してきたので、大慌てでスタート出来るようにガソリンとオイルを供給して準備してすぐにスタート!! オイル漏れ確認の為、一周事に2回ピットに入ってもらい確認。 キッチリと止まっているのでその事を伝えると、そこからが凄かった!!今回は4時間耐久なんだけど、一時間遅れてのスタート
明らかに無理な状況なんだけど、本人はそう思ってなかったようだ。 トップを走る車を4ラップする速さでひとりスプリントで三時間を走り切り、なんと3位に入ってしまった!! 驚きの速さだ。 そして何よりも壊れなかったのも僕らは嬉しかったかも
四台エントリーしたうち、一台はミッショントラブル、一台はクラッチトラブルでリタイヤ。もう一台もリタイヤを覚悟の故障だったのですが、先に壊れてリタイヤした車両からパーツを外してからの復帰で何とか完走。
色々とドラマもあり楽しめました。そんなこんなで、気が付けばまたGuam観光はせずに数日消化・・・
最後の日には、やっと他の観光チームとも合流してしばしのゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。
またまた、現地の友達 Edy には色々と助けてもらいお世話になってしまいました。
よし、また来年こそは!! とまた思うのでした。 作れるかなぁ・・・