長野からのお客さんで、「ボディリフトしてある中古車を買ったのですが、走っているとあちこちから音がするし、乗り心地が悪いし何かが変?何がおかしいかわからないので見て欲しい」との事でお預かりしたのですが、「走っていると物凄い音がたまに出るんです」と言うので見てみると、ボディブロックからサビ汁が出ている!
室内のめくら蓋を外して見てみたら!
はい、正解ですね パックリと割れています。
ブロックを外して見たら、これはクラックどころの騒ぎでなくてブロックが貫通一歩手前状態で、全くボディが止まっていない状態なのでそりぁ音も出るわ!
その他のマウントも全部がこのようにクラックが入っていたので、そのまま走っていれば時間の問題でそのうちに落ちていたかもね?
付いていたワッシャーはこんな状態!
ボディに当て板をして溶接して修理して、ブロックにはウレタンシートを入れて、更には割れ対策をして修理しました。
こういう所が後々に効いてくる所で、ちゃんとノウハウのあるお店で仕事してあればこういう事態は発生しないわけですね!
今回はマウントブッシュもかなりお疲れでヒビだらけだったので、外すついでにブッシュ類も全部新品に交換してリフレッシュ。
乗り心地が悪いと言っていた足回りは、この手の改造にありがちな「3インチ上げ」 トーションバーかんかん仕様? ちゃんとストロークするようにトーションバーを緩めて、リヤには無理やり入れてあったコイルスペーサーを取り外して、パンパンに突っ張った足回りを解放してあげる事で解決。
何も交換していないからお金もかからないのけど、乗り心地は激変ですからね!
こう言う中古車の直し作業も最近多い作業のひとつですが、悩んでいるのなら相談してみてくださいね。