昨日、オフロードサービスタニグチさんからのお誘いで「SUPER LOCK 4」の講習会に行って来ました!
SUPER LOCK 4 は早い話が LSD なのですが、他製品との違い等を勉強し、実際の組み付けセッティング等を教えていただきました。
製作しているのは、パッセンジャーの業界では知らない人がいないと言っても過言ではない、あのOS技研なのですが、僕もOSのクラッチを使用している車は3台持っているので親近感がある。
構造の説明や物作りへのこだわり等を聞いていると、職人さんの集まりでこだわりの世界が見えましたね!
僕らも、カタログだけを見た段階での印象は「高いLSDだなあ」だったのだけど、昨日の講習にいた方もみんな同じ思いだったようでしたけど、説明を受けて物を見れば納得ですわ!
この製品であの金額なら逆にコストを考えたら安いのかも?と思えてしまいますからね。
実際に各自1個づつ用意していただいたLSDをバラして、セッティングして組みなおす作業をしたのですが、色んなセッティングができるのも一つの楽しみかも知れない?時間もあったので僕は2回バラしてみたけれど、精度がビッチリ出ているので精密機械のようだし、普通の鋳物と違うので質感も違うし、当然だけどバリなんて無い!
詳しく知りたい人は直接僕らに質問してもらった方が良いので、ここでは中途半端になるので書かないけれど、良い製品であることは間違いないです。
その後、実際に試乗も行いました
率直な感想としては「オートマチックデフロック」の優等生!かな
フロントLSDやデフロックにありがちな、ステアリングに返って来るキックバックがほとんど無い!
なので、ロックやモーグルでもオープンデフのように普通にステアリングが切れる!
だけども、知らないうちに浮いている方のタイヤはロックされていて普通に通過!のような?不思議な?感覚!
これを入れたら、ロックシーンでよくある「デフ入れて!」・・・「デフ抜いて!」・・・ってスポッターが声をかけるシーンはなくなりますね!
普通にステアリングが切れますからね。
2009年9月アーカイブ
今年も「名古屋ドリームカーショー」が開催されました!
しかし、今回はうちのお店からはごめんなさいしてしまいました。
思えば、名古屋パフォーマンスショー時代から毎回出展して来たのですが、ふと気が付いたら今年は出展できるレベルの車が無い・・・
うちが出す以上は、みんなも何かを期待していると思うので中途半端な車は出したくない、かといって最近作った車もオフロードを走っているので「ショーカー」とは違う?
僕の偏見かも知れないけど、一般レベルと違うショーレベルだからこそショーで集客ができると思うので、普段乗りしている車両とは少し違う領域にある車だから価値があるのだと!
しかし、この不況のあおり・・・そんな元気のある人も少ないでしょう?
で、顔を出さない手も無いので昨日の朝、社員と共に社会見学に行ってきました。
四駆エリアに行き、みなさんにごめんなさいと挨拶をしに・・・
よく見ると、今回は3号館だけらしい・・・ まあこの時期なので規模縮小はやむをえない事実ですね。
そんな中をひと通り見て回りましたが、元気の良い業界なのか旧車が多い!
それも「ネオクラッシック」と言われる、旧車なのですがエンジンやミッションなどを現代の車のものに載せ換えて、現在の事情に合った車に改造した車でトラブルフリーで快適装備付き!
この手の車は僕も大好きな世界ですね。
例えばこの車・・・
一見はトヨタ2000GT・・・ものすごくよく出来ていて、知らなかったらわからない!
ベースはS30(フェアレディーZ)・・・そのまま乗ってもかっこ良い車なのだが?
心臓はRB26DETT(GTRエンジンね)・・・軽い車体には十分でしょ!
僕の今回の傑作は
この車、ベースは何だと思います?
マツダのポーターキャブベースだと思ってみていたのですが、インテリアを見て???
何か見た事あるなあと思ったら・・・ラパン!
そう、スズキのラパンがベースでした!
こんなの乗ってみたいと思う車を作ると言う、改造屋さんの基本ですね。
来年は何出そうかなあ・・・ と今から考えて行かないと一年なんてあっと言う間ですもんね。
うちの積車もご老体になって来たようで、オイルをお漏らしするようになってきたので、覗いて見て見るとドレンボルトから漏れていたので、長年パッキンを換えていないので漏れてきたか!
と思い、パッキンを換えて様子を見ていたのだけどまだ漏れる・・・!
エンジン側にはにじみすら無いのでドレン付近しかない・・・ひょっとして・・・
オイルパンにカバーがかかっていて、その間に溜まっているのか?もしくわ間で腐っているか?のどちらかも・・・
後者でした・・・
こんなもの付いているからと思いカバーを撤去して捨てる。
オイルパンのサビを削って見るが、どこから漏れている特定もできないレベルで、交換するか修理するかを悩んだけれど連休で部品がストップしているし、早く修理をしたかったので直す事にしたのでした。
そこで、ふと思い出したのが 「POR15」 レストア業界では邪道らしいけれど、サビを転換して固めてしまう優れもので、固まったらサンダーで削ると火花が出る位のレベルらしい!
と言う事で、そのままオイルパンを固めてしまう方法をとった!
今回使うのは、POR15でも耐油に強いものを使用してみたのですが何年持つかなあ?・・・
興味もあって前から気になっていたパイプもついでにペタペタと塗りたくり!
確かに固まるとカチカチで艶もいい!
これ、40やジープなんかの床が腐る車にもいいねえ!穴が開いていたらファイバー貼ってペタペタで簡単じゃない!と思いましたわ。
ちょっと特殊な塗料なので高いのと、手に付くと一週間位は落ちないので要注意かな?
中古車屋さんで改造した車の直しが多いのですが、今回の車もその犠牲!
買う人側からすれば素人なのでわからないので、見た目にかっこよくなっていれば買いますよね、でも乗ってみたら・・・
四駆って・・乗り心地悪いし、真っ直ぐ走らないし、変な音するし、変な振動が出るし?
って買ったお店に行けば 「リフトアップしているからそんなものだよ!」なんて言われて、みんな我慢して乗っているのか?気にならないのか?なんて思いながら嫌気が差して売却するパターンが多いですよね。
そんな中でも、???と思い、僕達四駆のプロショップに相談に来てくれる人は解決策が生れて来ます!
今回を例に取れば、ラングラーに3インチアップキットを組んでいたのですが、車高を上げる為にさらにコイルスペーサーを無理やりに入れてある!
何が起きるか・・・ショックは伸びきりのまま伸びストロークはゼロ・・・乗り心地は最悪!
リンクは爪先立ち状態で突き上げバンバン・・・ デフはお辞儀してペラの角度はZ型に・・・ノーマルペラなので動くだけでも振動と音が・・・! キャスター角も何もあったものでないので想像がつきますね!
極力コストをかけずに最大の利益を取るやり方で、車を作る事を専門に後々の事まで考える僕らの仕事とは違いますね。
カスタムを謳い文句にやっている中古車屋さんにはありがちなパターンです、全部のお店がそうではないのですが、そのようなお店が多いので注意が必要と言う事かな?
と言っても、素人にはわからないですよね。
四駆を買ってみたけど、何かが変だと感じたら一度僕達プロショップに相談してみると良いでしょう。
先日、久しぶりにランクル80にインタークーラーを取り付けた!
ここ最近は涼しくなってきたものの、車はまだエアコンを使用して走るわけで、エンジンルーム内の温度は相当なもの!
そんな中で、更に熱い熱いタービンで加熱され、圧縮熱で更に熱くなった空気で燃焼しようと言うのだから、馬力は減るし、黒煙は増えるし、燃費は悪いし、エンジンには負担がかかるしで良いことなし?
ディーゼルターボに乗っている人なら感じていると思うけど、暑い夏に走ると黒煙モクモクでちっとも走らなくて「あれっ」と思った事があるはず、反して冬場は煙は少ないし加速もすこぶる
いい! って感じてると思うけど、それが空気温度と酸素密度の問題!
なので、インタークーラーが必要になるわけです。
ただ付けるだけでは意味がないので、ブーストの管理と現代風?のポンプセッティングで車の走りが軽くなります!
冬場は更に冷えるので、もっと燃料を濃くしても黒煙がでなくて全部馬力に変わります。
今さらと思わずに、これからと思ってエンジンを冷やす提案です!
9/5〜6に、4WDフェスタin飛騨高山が開催されました!
今年は10周年と言う事もあり、春先早々から色々と企画を考えて始めたのですが、世のなかがこの状況ですので中々厳しい環境下での開催となりました。
僕らスタッフは金曜日から現地入りして、コース作りやら設営やらをみんなで協力し合いながら行いました、僕はコースの担当だったのですが、いつものようにジャンプ台を今年は2個作り!足回りの重要性も知っていただく意味もあり、少し飛ぶ設定?にした。
もう一つ、モーグルトライアルのコースの方は担当の方に協力?しに行き、大型車でも走られる幅の設定をしに邪魔をしに行ってコースを改良して来た。
5日の土曜日は、昼からの競技と言う事もあり更にモーグルコースの改造をして、初心者から上級者、ジムニーからランクルクラスまで楽しめるコースに仕上がったつもり?
土曜日の競技はモーグルトライアルの為、今回はそちらを手伝う事になったので行ってきた!
ちょっと恐怖心をあおるようなシーンも取り入れて
楽しんでもらえたと思うコースでした。
びびりながら
夜のイベント
バイクトライアルでは、全日本の選手による華麗なテクニックにみんなが度肝をぬかれていた!さすがにプロ級の技は凄いの一言!
子供の頃に見ていたら影響受けてやっていただろうなあ?と思っていたら、うちの息子が影響受けていたので、そのうちに弟子入りさせるかなあ?
そして、「ラジコンロック」これはお遊びでやる余興?
スタッフが少なくて手が足らなかったので、うちのお客さんにお願いしていたのですが、急遽仕事で参加ができなくなりアタフタ! 急遽、即席で作ったコースにある道具で行う事になりました。
しかし、大人も子供もわいわいがやがやと楽しみながらが基本! 意外に多い観客にびっくりしたスタッフでした。
写真撮るのを忘れたのでまた後日に・・・
そして、恒例の「犬ション大会」
もう説明の必要もなくなりましたね
盛り上がったことは言うまでもないかなあ!
これも写真を忘れた!
この日は、スーパーヒルクライムのコースはフリー走行として練習日で、本番前のセッティングに余念がなかった人がたくさんみえました。
そして日曜日、この日はメインイベントのスーパーヒルクライムが行われました。
エントリーの顔ぶれを見ると、すっかりおなじみの人ばかりですが、マシンが進化している!
それにアンリミテッドクラス(改造無制限ナンバー無し)クラスのエントリーの多いこと!
草レースでこんなにナンバー無しの本気マシンの多いイベントも珍しいですね。
その他は当然ナンバー付きですが、気合が入っているのは一緒でノーマルエンジンの車の方が少ないと思えるほど!足回りがノーマルなんて車は皆無に近いですね。
ここに来て、レーシングショックの装着率も高くなってきているのもビックリ!
足回りも考えて作ってきていますね。
また後日に、写真が集まったらイベントコーナーにアップします。
今週末は、毎年恒例の「4WDフェスタin飛騨高山」です!
今年は、10周年と言う事もあり記念イベントとして、エントラントには飛騨牛が付く特典付き?
さらには、今年の走行シーンを編集したDVDが後日郵送されると言う太っ腹企画!
当然、大赤字が予想されますが、こんな次期だからこそ還元イベントで活性化しようと頑張りますので、是非ともご参加ください。
詳しくは http://www.jafea.net/ JAFEA中日本サイトまで
と言う事で、僕は明日の朝から出掛けてしまいますので、しばらくブログはお休みしますのでごめんなさい。
会場での直接訪問は歓迎ですよ!
ランチョやプロコンプショックを取り付けるのが一般の改造だが、やはり本物を求める人達には物足らない! そんな人達の欲求を叶えるのがレーシングショックです。
しかし、これらのショックはあくまでもレーシングショックですからボルトオンで付くはずもなく、当然のように加工取り付けが伴います、その前に、オーダーする際には車重やレバー比、バネ上重量などの計算や車の仕様及び使用状況などを考慮したバルビングをオーダーする必要があります、また、長さも全長でなくてストロークで表すので、バネを外してストロークの測定は当然の事、伸びきりや縮みきりをショックで制限するとショックを傷めてしまうため、バンプストップの変形も考慮に入れた設定が必要になります。
このようにボディリフトしてある車両ならスペースがあるので、ストロークの長めのショックがつくので、ついでに見せびらかしてしまおう計画で、タイヤをつけてもリザーブタンクまで見える位にしてしまう! マウントは普通のショックとは別物の性能を発揮するので、半端な作りだとすぐに根を上げて折れてしまうので、コイルオーバーかと思える程のマウントを製作する必要があります。
まあ、せっかく作るのだからカッコよく目立つようにが基本ですけどね!
KING.FOX.RACE RUNNER.レーシングショックも本格的に取り扱っていますので、人と違う逸品を狙う方は是非ご相談下さい。