先日、うちの老体80がまた不調になり修理した。
今回はATミッションがシフトしなくなったのだが、80ではちょくちょくある症状で、ATFをあまり交換していない車の方がよくあるようだ。 うちの車はその辺りのメンテはしていたのだが30万キロも走れば持ち過ぎだろう!
普通はシフトしなくなったらATが逝ってしまったと思いがちだが、壊れているのはシフトソレノイド、4速のロックアップ付きなので4個付いているうちの症状によりどれかなのだが、ついでなので4個共交換する。
ここで、悲しい性が出るのだが、オイルパンを開けたついでに、昔とあるチューナーがAT強化などと言って行っていた改造を思い出し、何か変化があるかなあと疑問に思い試してみることにした、中の構造がわかってないと説明してもわかりにくいので簡単に書くけれど、バルブがあるのですが、そこのバネにワッシャーをかます単純なもの!? まあバネレートを上げる意味ではわかるけど繊細なオイルラインにそんなの大丈夫なの?
と言う事でやってみた!
結果は想像の通り、結局オイルまみれになりオイルパンとバルブボデーを外す事に!全容量15ℓのミッションからは、ここまで外すと約10ℓのオイルがいつまでもポトポトと!これがうっとおしい。
結局ノーマルに戻したら完璧に快調だ!
しかし、こんな改造が当時の広告に10万位の価格で載っていた気がする!その当時にやった人はどうなったんだろうと思った。
やっぱり、強化ATにしようと思ったら完全にばらしてクラッチの枚数とラインプレッシャーのコントロールをしないと無理だよね、過去に作った事あるけど完全にシフトのロスを無くしていたので、普通に乗る人にはシフトショックが大きいので車を売った時にノーマルに乗せ換えたなあ、僕的には好きだったけどね。
話は戻って、ついでと言っては何ですが、アメ車では常識になりつつあるATフィルターにあたる部分のストレーナーも変えておいた、中には金属片も付着しているのでついでに換えるのがお薦めですね。